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2017年12月 6日 (水)

64年に幕

   昨日、個人質問が終わりました。丁々発止の数々の議論が行われた議場も64年で幕を閉じます。その現議場で最後となる同僚の個人質問を通して今回特に感じたのは行政の条例制定に関する消極的姿勢とやさしさに欠けると思われる答弁が印象的でした。

   「人権」「犯罪被害者支援」「手話言語」他の自治体では条例が制定されている自治体が少なからずあり、むしろその数は増加傾向に、そのうえで本県の現状を踏まえた時に「制定することで施策のより一層の推進を願う」という趣旨の質疑がすべからく「条例はないが計画があるから対応できている」との答弁。なにもかも条例をつくればよいということではないのは承知しつつ、策定することで県民にさらに強く周知ができ行政と県民の果たすべき役割分担が明確になる、作り上げる作業のなかで欠けているものや今後の課題等がみえてくる、パブリックコメントを通じ多くの方の意見を得ることができる等々のプラス効果があると思うのですが…行政が条例を制定することを言葉悪くいえば嫌がるようであればその存在価値はないと思います。

   子どもの貧困実態調査も他県では既に多くのところがやっていて(私も現在の状況をみた時にやらねばならぬと思っています)その調査結果を基にしての質問に対して「それは他県の調査結果だから本県がそのような状況にあるかはわからない」というような答弁が。また骨髄ドナーの質疑のなかで質問者の「100万程度の事業になるが、大村市の故松本市長は何よりも人命に勝るものはない。困っている人の背中を押してあげたいと事業実施に踏み切ったが県としてもどうか」との問いに知事は「その方はその方の考え方。何事も成果を見極めないなかでやりますとは言えない」という趣旨の答弁。日頃の知事からは想像もつかない答弁でした。確かにそうかもしれません。しかし仮にそうであってももっと弱者に思いを寄せた言いようがあるのではないかと率直に思いました。

   人にやさしい政治、言うは易しですが実行は難しい。わが自民党はこのあたりの課題に対する問題意識、議会での発言は他党と比べ少しおとなしいと思っています。友党公明党の同僚議員との連携もとりながら(来年度からのヘルプマーク導入を昨日の質疑で答弁として引き出しています)この分野もしっかり取り組んでいきたいと思っています。

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コメント

条例に対するスタンスは、議員と役人では究極的にはすり合わないでしょうね。議員としては、条例という形にしないと自分たちが主語にならないということでしょうが、↑で言われているメリットが条例でなければ絶対にできないものなのかというところかと。いわゆる条例事項を含めて提案いただければいいのですが。

投稿: | 2017年12月 7日 (木) 22:34

桔梗さん、しょみんさん、いつもありがとうございます。知事は県民目線を大事にしたいと今議会初日の3選出馬表明のなかで言明されました。期待します。

投稿: まえてつ | 2017年12月 7日 (木) 08:58

今日12月6日(水)の長崎新聞の9面に「長崎商議所17年通行量調査/長崎市街地歩行者減/平日、休日ともに/人口減を外国人がカバー」が、折れ線グラフ付きで出ています。
大田裕記者の記事です。

同じく西日本新聞の2面に「福岡市、九州で存在感―高島・福岡市長任期残り1年/災害支援連携けん引/訪日客、他県への誘導策課題」が「九州の各都市の人口と総生産額」の表付きで出ています。
福岡市政取材班の記事です。

この表によると、長崎市の2040年人口は23.6%減り32万2120人。県庁所在地に北九州市を含めた8都市の中で人口減少率が最大です。推計では、福岡市だけ人口増、長崎市が最も人口減です。

投稿: 桔梗 | 2017年12月 6日 (水) 22:30

人にやさしい政治は大事ですが、人にやさしい行政はもっと大切だと思います。

投稿: しょみん | 2017年12月 6日 (水) 07:47

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