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2018年5月 9日 (水)

切実さが伝わらない

   昨日、来月政府に対して行う政府施策要望の内容の審査を行いました。

   毎年ほぼ同じ項目で内容もほぼ変わらず。
 例えば私が質疑した水産部の要望項目の一つに

「農業就業者には就業後5年間安定した収入確保のため、年150万円迄の収入保障があり、一方水産業にはそのような施策はないので同じ制度を創設してほしい」

という要望について、昨年も同じ要望で実現できておらず、その理由について問うと全く互いの認識に相違があり、おそらく今年も要望しても実現できないことが答弁からうかがわれました(ちなみに6年連続の要望項目で実現できていません)。

 そこで私が意見したのは

「説得するための資料も昨年と一緒で新しい切り口なし。認識も大きく違うなかでたぶん今年も無理だろう。本当に水産業の就業促進、所得向上にこの施策が必要であればどの時期かに県の事業でやるという判断をせねばならぬのではないか」

という問いです。前向きな回答はありませんでした。要は国がやってくれるなら良いが、自分達では到底できないということです。

   単純に試算して毎年160人近くの就業ですから、5年間として単年度最大12億、所得保障ですから、この額は収入0の場合なので、実際はいくらになるか、半分にしても6億。本当に必要と思うのであれば県単独でもやるぐらいの覚悟が必要ではないでしょうか。
 中村県政の所得向上、道半ばのなかで第一次産業については農業より水産業の課題が大きいのですからなおさらです。

 切実さが伝わらない項目は何度要望しても、それは自己満足で「やりました」の域を出ないのだと思います。全部が全部そうだとは言いませんがこういう毎年のルーチン作業にも本気度を上げていかないと本県の低迷脱出はなかなか難しいと感じた昨日の審査でした。

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コメント

(1)長崎市・長崎駅裏西側 2.4ha (2)県庁舎・江戸町本庁舎跡地 13,000m2 (3)警察本部二棟・万才町跡地 2,000m2 (4)長崎警察署(予定)桶屋町跡地 1,500m2
以上です。

投稿: 長崎市選出の県議に本当に働いていただきたいために以下、数字を紹介します。 (1)長崎市・長崎駅裏西側 2.4ha (2)旧長崎県庁舎・江戸町本庁舎跡地 13,000m2 (3)警察本部二棟(万才 | 2018年5月 9日 (水) 17:29

今日5月9日(水)の西日本新聞の21面に「県都変新/長崎市/鹿島の代替企業固まる/MICE予算案来月提案へ/議会、なお効果疑問視も」が出ています。
重川英介記者の記事です。

記事によると「市議会では、長崎駅西側のMICE施設の費用対効果を疑問視する声が根強く、長崎駅北側の三菱重工幸町工場跡地でジャパネットホールディングスが計画するホテルなど一部施設との重複を懸念する声も出た」そうです。

投稿: 桔梗 | 2018年5月 9日 (水) 17:04

政治家には、予見力・先を見る目が欲しいものです。
長崎県政では、被災リスクと維持管理コストを抱えつつも、県庁は既に埋め立て低地の海沿い魚市跡地に移転済みです。また長崎市政では、公会堂は既にありません。MICE整備を期待している市民もいることでしょう。首長の権限は大きいもので、ネットワーク型のコンパクトシティ長崎構想や、長崎市よかまちづくり基本条例が指し示す少子高齢化対策の方向性は現職市長として間違っているとは思いません。田上市政NO!と果たして言い切れるでしょうか。 今、来春の長崎市長選挙に向けて意欲を持っている方々を含め、市長無投票三選を遂げさせてしまった…

投稿: 人たちの言動にどれだけの共鳴・共感があるか。説得力があるか疑問です。 | 2018年5月 9日 (水) 13:11

立ち止まる勇気も必要です。仮に議案をだして否決された時は一案件ということではなく田上市政にNOという判断を議会が示したと私は認識します。

投稿: まえてつ | 2018年5月 9日 (水) 10:26

今日5月9日(水)の長崎新聞12面に「戸田建設参入/市が正式決定/MICE整備」が出ています。
田賀農謙龍記者の記事です。

記事によると「市は施設整備予算を6月の定例市議会に提案するとみられる。整備への慎重意見も多い議会で議論が本格化する」そうです。

投稿: 桔梗 | 2018年5月 9日 (水) 09:41

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